ご挨拶~学校長より~

2016年4月1日

平成28年4月1日(金)

凜として輝く女子校

さくら

本校は、1925年(大正14年)、 新穂 登免(にいほとめ)先生(1872年~1971年 98歳)によって創設された女子高校です。
本校のある玉名市は、熊本県北部に位置し、小岱山(標高500M)、有明海に面しており、玉名平野には滔々と一級河川の菊池川が流れています。人口6万7千人余りの商業や農業、湯の町でもあります。
学校は街の中央の住宅地の中にあり、JR九州鹿児島本線玉名駅からは徒歩で10分余り、九州新幹線新玉名駅からは車で7分ぐらいのところに位置しています。玄関口には、「日本赤十字発祥の地」という石碑があります。
現在、「質実剛健」・「良妻賢母」・「温雅貞淑」の三綱領の下で、「白梅」を校章として、高い知性と豊かな教養をそなえた、健康にして明朗な女性、有能な国家社会の形成者をめざして、文武両道の教育活動が行われています。学科及び生徒数は、4学科(普通科、ビジネス科、食物科、看護科)417人及び看護専攻科118人、計535人です。ビジネス科には、今年度から新設した「アニメデザインコース」があります。
平成28年度は、「凜として輝く女子校」をコンセプトとしてスタートしました。「凜として輝く」ということばは、早春の厳しい寒さの中で花綻び(はなほころび)、香しく(かぐわしく)花咲く白梅のように、どんな状況の中でも、自らを律し、信念を持ち、気品ある生き方をめざすとともに、夢を形とするために力を注ぐことをねらいとしています。また、「女子校」のことばの中には、学校の施設設備、一般の学校生活を含めて、本校で行われるすべての教育活動が「女子校」に相応しいものであることという願いが込められています。当然のことながら「凜として輝く女子校」というコンセプトは、生徒とともに、校長以下、本校に関わる全ての教職員に当てはまるものです。
ところで、私の自慢は、学校全体の一年間の出席率が、99.3%(平成27年度)ということです。この数字からは、日頃の生徒たちの頑張りや、保護者・ご家族の支援、そして、先生方のきめ細かな指導が読み取れます。(特に、先生方が、生徒を出席させるために強い指導をしているというわけではありません。)私は、この数字を、とても誇りに思っています。
部活動も盛んです。運動部7、文化部9、同好会12があり、毎日練習に励んでいます。中でも、吹奏楽、バドミントン、卓球などは、例年、全国大会に出場し、好成績をあげています。また、国際社会で活躍できる人材の育成をめざして、アメリカ合衆国のアイオワ州にある公立クラリンダ高校、大韓民国馬山市(マサン市)にある私立馬山舞鶴女子高校などとも交流を深めています。
今、私は、「凜として輝く女子校」というコンセプトの下で、先生方や生徒たちと協力しながら、生徒たちそれぞれが輝き、それぞれに夢を叶えることができるような学校づくりをめざそうと、意を新たにしているところです。
みなさん、「凜として輝く女子校」である玉名女子高校で、青春の貴重な三年間を過ごてみませんか。

※学校紹介の、校長メッセージでも読むことができます。

 

 

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