留学生 kari & Anna より

2019年9月9日

2019年度 姉妹校のアメリカクラリンダ高校からの留学生

Kari (キャリ)さんとAnna(アンナ)さんからお便りが届きました。

 

英文と日本語訳の大意を掲載致します。

Thank you! We will be boarding soon.

This was all so rushed, so I never got the time to thank you.

I’m sorry if Anna and I seemed rude during our time here.  It’s been crazy these past two months, and the communication barrier between us and Japan can be difficult.  As well as being so far away from home and in a whole new culture.  I want to apologize if we appeared negatively. 

You have been so incredibly kind and helpful.  Everything you did you did to make sure Anna and I had a safe, fun, and memorable trip.  I cannot thank you enough for all the time, money, and effort you put into us.  I wish there was some way I could repay you for everything.  

I hope to see you again!  Clarinda is always open.  Please thank the TGHS principal and all the staff for Anna and I for being so welcoming to us!  We will return one day, I hope!

Thank you again for this life-changing experience.  Until next time! 

Kari Van Nostrand and Anna DeGroot 

On Thu, Aug 15, 2019 at 4:33 PM

ありがとうございます。もうすぐ搭乗です。時間に追われてお礼を言う時間もありませんでした。

日本で私達が失礼な態度を取ってしまっていたら、ごめんなさい。ここ2か月は嵐のように過ぎました。故郷から遠く離れて全く違った文化を感じていました。そして日米間のコミュニケーションはとても難しいものでした。

消極的に見えていたとしたら申し訳なかったと思います。

先生はとても親切で私達の生活がうまくいくように助けていただきました。私達にとって、安全で楽しく思い出に残る滞在になるようしていただきました。私達のためにしていただいたことに、感謝しきれません。いつの日かお返しができたらと思っています。また、いつの日かお会いしたいです。いつでもクラリンダで歓迎します。玉名女子高の校長先生を始め、全ての先生方が私達を歓迎していただいたことに感謝しています。いつの日かまた日本に戻ってきたいと思います。人生が変わるようなこの経験にもう1度感謝の念を述べたいと思います。またいつの日にかお会いする日まで。

 

キャリとアンナより   2019年8月15日

r1留学生と文化祭写真 r 1留学生

また、キャリがFacebookに紹介した記事を和訳して紹介します。

(日本での2か月間の滞在が、ふたりにとって、嵐の中にいるようであり、故郷の家族から離れて心細かったこと、日本語と英語といった言語の違いに大いに戸惑ったこと、が述べられ、そのような中、自分のたちの態度が失礼になったり、積極的に交流していないように見えていたかもしれない、もしそうだったら、お詫びしたいということも書かれていました)

フェイスブックの記事より(大意訳)

あなたが家族や友達に会えず、自分の文化や国から遠ざかったまま、2か月間過ごすととしたらどう思いますか。そして、会ったこともない家族と行ったことがない国で、それまで経験したことがない文化の世界に入り込むとしたら…。

質問が現実離れしているように思えますか。でもこれは本当のことなんです、完全に100パーセント実際にあったことなのです。最初の質問に対する私の答えは、また経験したい、です。もう1度、さらにもう1度。

今年の夏は今まで生きてきた中で最も混乱し最高に忙しかっただけではありません。この夏の出来事は私の記憶にしっかり焼き付かれることとなるでしょう。日本はすごい国です。本当に素晴らしい人々や体験にあふれています。この夏は、楽しいこともたくさんあり、同じくらい学ぶべきこともありました。

次の3つにまとめてみました。

1.チャンスは逃すな

あなたの手が届くところ以外にも人生がいろいろあります。いったん居心地のいいところから出ると世界はずっと広がっていておもしろいことがたくさんあります。失敗を恐れずチャンスを活かしましょう。日本にいるときは、クラリンダでできないことを数多く体験できました。馬刺しを食べるというちょっとしたことから、古い神社やお寺を訪れるといったことまで、様々です。私達の世界には、信じられないくらいすばらしいことがたくさんあります。発見しに行きましょう。

2.他人から学べ

日本から学ぶことがたくさんあります。人々はとても親切で寛大です。そして自分を向上させようとし、さらにもっとよくできるようにと頑張ります。例えば、柳川で川下りを体験したときのことです。舟は船頭さんが長い竿を使って進めていました。掘はとても狭いので、ぎりぎりですれ違っていました。私の向かい側に女性が座っていて船のへりに手を置いていました。他の舟とすれ違う時、船頭さんがそのことに気づきました。2つの舟に挟まれないように、船頭さんはかがみこんでその女性の手を動かしました。たいしたことではないようですが、よく考えてみると、それで、女性は怪我をせずにすみました。素晴らしいことです。小さな親切が日本の至る所で見かけられます。例えば、レジの係の人が私を追いかけて置き忘れていた10円玉を渡してくれました。その硬貨はホストマザーの会社の上司の方に記念にといただいたものでした。このように他の国では見られない行為を私達が実行していけば、きっと世界はよくなるに違いありません。

3.世界は身近だ

今回できた日本との絆は生涯ずっと続くでしょう。クラリンダのような小さな町が、玉名市との素敵な関係をを持てるなんてとてもすごいことだと思います。日本では多くの素晴らしい人々に出会いました。その人たちを一生忘れることはないでしょう。この繋がりがあるからこそお互いの文化や考えを共有し、どんなに違うか、またどんなに似ているかを比較対照することができます。世界はそう遠くはありません。数百マイル離れていても私達人類には共有できるものがたくさんあるのです。人としてどのように繋がりを持てるか理解できるようになりました。

日本での滞在で、今まで経験できなかった素晴らしいものに出会いました。多くの人々のおかげでこの体験ができました。私が玉名女子高にいるときには、学校や先生方に支援していただき、感謝しています。最後にホストファミリーの方々はとても優しく私を歓迎してくれました。家の中だけでなく、心の中にまで招き入れてくださいました。

ありがとうございました(ここは日本語で書かれていました)

アンナ キャリ

アイオワ州クラリンダから外の世界に出て行ってみてください。そして探検してみてください。チャンスを活かし、新しいことを学びましょう。新しい人間関係や繋がりを持ちましょう。それは消えることはありません。

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