校長メッセージタイトル文字

13代校長上妻先生
第13
代校長 上妻 利博

   私学には、建学の精神があります。本校は、大正14年、新穂登免という女性によって創設されました。彼女は、「新しい女性が、新生日本の未来を開拓していくのだ」との信念を持ち、女子教育に邁進しました。爾来、本校においては、三綱領「質実剛健・良妻賢母・温雅貞淑」を掲げ、人材育成をしてきました。

「良妻賢母」は、決して保守的な意味合いではありません。古い記録には「女性を単なる家庭労働者と考え独立の人格を認めないような古い道徳や保守的な教育は、本校においては与えられなった。烈々たる女性の主張と若い世紀の新しさが脈々として波打っているのが、本校の教育である。」と出てきます。この草創期の熱い思いが、本校の精神的支柱となって、今に受け継がれています。

   現在、全国から集まった600人が、普通科・ビジネス科・食物科・看護科・看護専攻科において専門的知識や最新の技術を学んでいます。朝から爽やかな挨拶と歓声が響き、一日が始まります。放課後の部活動は活気に溢れ、毎年高い実績をあげています。外国の姉妹校との国際交流の中で、自然とグローバルな視点を育んでいます。

   本校応援歌「青春のかがやき」は、「歩み続ける道の先に、ねえどんな、どんな未来を思うの?」「歩み続ける道の中で、ねえどんな、ねえどんな夢を謳うの?」と生徒に問いかけます。ここにしかないものを見つけた「白梅乙女」たちが、未来の夢を見据え、激動の青春をひたむきに生きている姿が、本校の自慢です。

 

三綱領  三綱領の図

短歌三首 伝新穂登免詠

霜雪をしのぎしのぎて咲きにほふ 梅の花こそ花の花なれ
〈霜や雪を堪え忍び、春一番に咲きにおう梅の花は、花の中の花であるよ。〉
春風のさそふまにまになびけども 乱れざりけり青柳の糸
〈柳の柔軟な枝は、春風が吹くがままに自由に揺れ動くけれども、乱れず、からまることはないのであるよ。〉
これぞこれこの呉竹のみさをこそ 我が教へ子のしるべなりけれ
〈呉竹が、志を貫くかのように、天を目指してすっくと生えている。この姿こそ、教え子達の人生の道しるべとなるものだよ。〉

登免先生が詠まれたとされる、教育理念や熱き情熱、そして玉名女子高で学ぶ生徒の、人生の指針となる短歌。その中に詠まれた3つの植物が玉名女子のシンボルとなり、特に梅の花は校章として描かれています。

学校の特色

きめ細やかな指導! 基礎学力の定着から進学指導まで!目標に合わせた個別指導!
自分にあった学習ができる習熟度別課外も充実!
生き生きとした生徒たち! 明るく素直で、お互いの個性を大切にする生徒!
朝読書でスタートする1日。落ち着いて学習に取り組める環境!
行事は全て生徒会が企画!文化祭、体育祭は生徒主体!全力で楽しむ!
国際交流が盛ん! アメリカや韓国の姉妹校へ留学できる!留年なしで仲間と一緒に卒業
が可能! 毎年やってくる留学生と生きた英語で交流ができる!
すぐに社会で活躍できる! 保育の専門科目が学べる「音楽・保育コース」
卒業と同時に調理師免許が取得できる「食物科」
事務職のプロになる!「ビジネス科ライセンスコース」
最短コースで夢を叶えよう!合格率トップクラス「看護科」
各業界で活躍されている 社会人講師による講座、講演、実習多数!プロの技を間近で学べる!
プロに直接学べる! 30年度、食物科に「スイーツ&ベーカリーコース」も誕生!

学校の沿革タイトル文字

大正14年 4月 新穂登免玉名実践女学院を設立
昭和 2年 3月 玉名実践女学校と改称(各種学校)
昭和17年 4月 熊本県玉名高等家政女学校と改称
昭和23年 4月 玉名家政高等学校と改称
昭和38年 4月 玉名女子高等学校と改称
昭和44年11月 創立四十五周年記念式典挙行
昭和46年 4月 衛生看護科新設
昭和49年11月 創立五十周年記念式典挙行
昭和51年 4月 家政科を食物科に改編
昭和54年11月 創立五十五周年記念式典挙行
昭和59年11月 創立六十周年記念式典挙行
平成 元年11月 創立六十五周年記念式典挙行
平成 4年 4月 商業科を情報ビジネス科に改編
平成 6年11月 創立七十周年記念式典挙行
平成 8年11月 大韓民国馬山女子商業高等学校
(現在、馬山舞鶴女子高等学校)と
姉妹校締結
平成 9年 4月 普通科音楽コース新設
平成10年 4月 衛生看護専攻科新設
平成10年 6月 アメリカ アイオワ州公立クラリンダ高等学校と
姉妹校締結
平成14年 4月 看護師五年一貫教育施行に伴い看護学科と改称
平成14年 4月 普通科総合コース新設
平成16年11月 創立八十周年記念式典挙行
平成20年11月 馬山舞鶴女子高等学校とクラリンダ高等学校との姉妹校締結
十周年記念式典挙行
平成23年 3月 白梅寮移転新築
平成24年 4月 普通科音楽コースを音楽・保育コースと改称
平成26年10月 創立九十周年記念行事
平成28年4月 情報ビジネス科をビジネス科に改称
アニメデザインコース
ライセンスコース 設置
特別教室の改修(図書室、家庭科被服・調理室、進路指導室、カウンセラー室、生徒相談室、サーバー室、ビジネス科特別演習室)
パウダールームの新設、
新穂登免先生胸像まわりのエントランス・アプローチ完成
(三綱領碑設置・和歌三首にちなんだ植栽など)
平成29年 3月 防災備蓄倉庫設置
平成30年 4月 スイーツ&ベーカリーコースを新設

玉名女子高等学校いじめ防止基本方針のタイトル

  1. いじめ防止に関する学校基本方針
    (1)基本理念

    いじめの問題は人権に関わる重大な問題であるが、その多くが生徒の将来を担う学校現場で起こっているという事実を踏まえ、どこの学校でもどの生徒にも起こりうること、状況によっては生命にも関わる重大な事態を引き起こしうることを認識し、防止に取り組まなければならないと考える。
    すべての生徒が安心・安全に充実した高校生活を送ることができ、授業や学校行事などの様々な活動に主体的に取り組むことができるような集団作り、いじめを許さない学校作りに努める。

    (2)いじめの定義

    「いじめ」とは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。(「いじめの防止等のための基本的な方針」平成25年10月11日文部科学大臣決定より抜粋)

    (3)学校及び教職員の責務

    保護者、地域および関係諸機関との連携を図り、学校全体でいじめの防止と早期発見に努めるとともに、いじめが疑われる場合には、適切且つ迅速にこれに対応し、さらにその再発防止に尽力することとする。生徒が発信する小さなサインを見逃すことなく積極的に認知する姿勢を保持する。

    (4)組織的対応

    いじめの防止、早期発見およびいじめ事案の対応等に当たるため、学校内にいじめ問題対策委員会を設け、いじめ問題の日常的な検証に努めるものとする。

  2. いじめの未然防止いじめ問題への対策では、予防することが重要である。学校においては教育活動全体を通して規範意識を高め、豊かな人間性や社会性を育てることがいじめの予防に深く関連している。心の通じ合うコミュニケーション能力を育み、規律正しい態度で活躍できる集団作りに努める。自己肯定感、自己有用感の育成に努める。
    授業の充実と改善  生活指導の徹底  特別活動・道徳教育の充実
    人権教育の充実   アンケート及び教育相談の活用
    情報モラル教育の充実  ボランティア活動の励行  委員会活動(INI)
  3. いじめの早期発見と早期対応いじめ問題を解決するための最も重要なポイントは早期発見・早期対応である。生徒アンケートや教職員の情報共有等で早期発見に努める。いじめと疑われる事案が発生した場合は当該生徒のみならず集団に対しての対応や指導を適切に行う。また、保護者や関係機関への連絡により協力を得て問題解決を図る。早期発見には、教育相談アンケート(年2回)、教育相談(年2回)
    校内ハラスメント防止委員会の活動等も活用する。
  4. 組織(いじめ問題等対策委員会)
    (1)構成員

    校長、教頭、生徒指導部長、学校保健部長、人権同和教育主担者、
    養護教諭、認知に関与した教職員
    (必要に応じて心理や福祉等の外部専門家の参加を得る)

    (2)組織の役割

    ・学校基本方針に基づく取り組みの実施や年間の計画作成・実行・検証・修正の中核
    ・いじめ相談・通報の窓口
    ・情報の収集・記録・共有
    ・いじめが疑われる事案が発生した場合の早期対応
    ・指導支援体制・対応方針の立案・決定・実施
    ・保護者・地域への連携
    ・必要な専門関連機関への連携

  5. いじめに対する措置
    (1)基本的な考え方

    ・いじめの発見・通報を受けた場合は、特定の教職員で対応するのではなく、速やかに組織的に対応する。
    ・当事者に対しては、事実関係を正確に確認し、被害生徒を守るとともに、加害生徒に対しては教育的配慮のもと、毅然とした態度で指導する。
    ・必要に応じ関係機関・専門機関と連携し、保護者の協力も得て対応する。
    ・発見・通報を受けた場合は、別紙いじめ対応図に沿って連絡するとともに、的確に組織的に対応する。

    (2)重大事態への対処

    ・重大事態とは、いじめにより生徒の生命、心身または財産に重大な被害が生じた疑いがあると認めるとき、いじめにより生徒が相当の期間学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあると認めるときである。
    ・重大事態が発生した場合、生徒や保護者の心のケアと落ち着いた学校生活を取り戻すための支援とともに、個人のプライバシーへの配慮を行いながら事実関係の調査の方針を明確にし、知事への報告を行う。

各種証明書の発行についてのタイトル

各種証明書の発行については以下のPDFをご参照ください。

学校評価のタイトル

令和4年度 学校評価アンケート集計結果

以下の項目をクリックしていただくとPDFをご覧になれます。
  1. 教員
  2. 生徒
  3. 保護者
  4. 学校評価総括
  5. 学校関係者評価
  6. 学校より

令和3年度 学校評価アンケート集計結果

以下の項目をクリックしていただくとPDFをご覧になれます。
  1. 教員
  2. 生徒
  3. 保護者
  4. 学校評価総括
  5. 学校関係者評価
  6. 学校より

令和2年度 学校評価アンケート集計結果

以下の項目をクリックしていただくとPDFをご覧になれます。
  1. 教員
  2. 生徒
  3. 保護者
  4. 学校評価総括
  5. 関係者評価
  6. 今後の取り組み
  7. 学校より
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